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小さな声が、毎日続いた
囁きは、翌営業日の小さな上昇を、前日に観るシグナルだ。
派手な狼煙とも、長い夜明け前の青とも違う。
日中レンジ 3%+ AND 出来高 1.5 倍+。それだけ。
シンプルで、見落とされがちな小さな声。
バックテストは、過去 5 年で勝率 52%、期待値 +0.38%。
正直に言うと、これだけ見ると地味な数字だ。
でも僕は気づいた。
囁きが、毎日同じ銘柄から聞こえてくる時がある。
5 日続いた囁き、6 日続いた囁き。
それは、もう囁きではないかもしれない。
今日のショート用語解説
- 囁き (surge1_precursor_1d): 日中レンジ 3%+ AND 出来高 1.5 倍+ → 翌日上昇の前兆。
- 連続発火: 同じ銘柄が、同じシグナルで、毎営業日候補に上がる状態。
- hot spot 期待値: 連続日数別の期待値分布から、最も成功率が高い length を特定すること。
「重なる囁き」の本質
囁き 5 日連続発火銘柄の、3 営業日後リターン:
| 連続日数 | n | 期待値 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1 日 | 7,713 | +0.36% | 53.5% |
| 3 日 | 542 | +1.22% | 55.7% |
| 5 日 | 68 | +1.89% | 66.2% |
| 6 日 | 36 | +2.41% | 69.4% |
囁きは、1 日だけ聞こえてもさほど意味はない。
だが、5 日重なれば、それは合唱になる。
期待値で見ると 5 倍以上、勝率で 13 ポイント上がる。
判断のフローチャート
統計と限界 — 嘘なく書く
- N225 全 230 銘柄、yfinance 5 年、6/19 時点。
- 5 日連続囁き: n=68 (5 年で 68 件、月 1 件あるかどうかの頻度)
- 6 日連続: n=36 (まれ)
- リターンは 3 営業日後の終値ベース。
- 1 日囁きと比較すると n は 100 倍以上少ない。だから実運用での頻度はかなり低い。
- 月 1-2 件しか観測されない希少シグナル。コレクション要素として。
賢治の運用ルール
- 通常の囁きスキャンは毎日実行。
- 同じ銘柄が 5 営業日連続で囁きとして候補に上がったら、「重なる囁き」として記録。
- 6 日目の朝、その銘柄を観察開始。
- 3 営業日後に結果を記録。
賢治の寄り道独白
囁きは、1 つだけ聞こえると気のせいかもしれない。
誰かの聞き間違いか、風の音か。
でも、5 日続けて同じ場所から聞こえる声があるなら、それは無視できない。
僕は思うのだ。
本当に大切なシグナルは、大きな声で叫ばないことが多い。
小さく、繰り返し、聞き続けた者にだけ届く。
それが「重なる囁き」だ。
数は少ない。月 1 件あるかどうか。
だが、聞こえたときは、たぶん本物だ。
配信と検証
- 囁きの派生シグナルとして運用。
- 5 日連続が確定したら翌営業日に観察開始。
- 3 営業日後に結果を記録、すべて開示。
- バックテスト: N225 / 5年 / yfinance / 2026-06-19 集計。
